イトウ質店ブログ

豆知識 「女房を質に入れても初鰹??」

名古屋の質屋、イトウ質店ブログ。
「女房を質に入れても初鰹」という言葉をお聞きになられた事がありますか?

江戸時代には「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」「まな板に小判一枚初鰹」など、初鰹を題材にした数々の句や川柳が詠まれました。

「粋」といった独特の美意識を持つ江戸っ子たちの間では「初物を食べると75日長生きする」との言い伝えがあり、ナスやキュウリなど初物をこぞって飛びつく習慣がありました。
中でも「勝男」の縁起物とされた初鰹はその10倍、750日長生きするなどとも言われ、非常に高値となった時期があったのです。

初鰹の値段は高く、1本2~3両で現代のお金にして約1本40万円!もしたそうですよ。
大金がないと購入できないほど貴重だったんですね。
そして粋という言葉にも深い意味が込められているようですね。

その粋に含まれている意味として、初鰹がいつ食べれば粋になるのかという事なのですが、
その時期が花祭り前の4月8日とされていたようです。
4月8日以降に初鰹を食べようものなら、遅れていると言う風に言われていたんですって。
奥が深い女房を質に入れても初鰹の話ですが、”初鰹”の時期はあくまで食べる”初鰹”の時期の事で、

この様に女房を質に入れても初鰹の”初鰹”は総じて、現代で言うところの「ミーハー」な江戸っ子達が
「初物」に飛びつく様をユーモラスな川柳にして詠ったものなのです。
当時の様子が目に浮かびますね。

そんな今から300年くらい昔のお話にも登場し、今も昔も大衆の身近な位置に存在する「質屋」
是非お気軽にご利用くださいませ。

名古屋 質屋 イトウ質店

 

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