コロンと丸味のある可愛らしいケースに
キリっとしたお顔立ち
パテックフィリップのカラトラバ3923Aです。
1950ー60年代の銘品2526ことトロピカルの
継承者と言われている。
1986年に登場した3923
同じ80年代に登場したスタイル抜群の3796に
比べ程よく全体的に滑らかな作り。
クラシック時計の王道ドルフィンバンドに
先が尖り山形にアップライトされたバーインデックス
2針にスモセコ。(しかもインデックスと針はWG製です)
バランスのよいお顔立ち
ケース径は32mmと今の時計に見慣れてしまっている
方達にはレディースと勘違いされる大きさ
でもこの大きさが腕に馴染む
愛方と共有してお使い頂ける大きさです。
基本カラトラバは金やプラチナを使ったものが大半ですが
コチラの3923は1987年の150周年にちなんで、
ステレンススチールを用いた
150本のみの日本限定モデルになります。
アイボリー、シルバー、グレーの文字盤で
各50本しか製造されていない希少モデル。
パテックのSSモデルってパッと思いつくのが
ノーチラス、アクアノート、スカルプチャー、プチコン
が思いつきますが、正統派のカラトラバで
このモデル以降にSSで作られたやつってあったけ?
それを踏まえると更に希少ですね。
エッジの無い丸味のあるケース(優しさ)
キリっとした正統派のお顔立ち(強さ)
優しさと強さを兼ね備えた
「お人柄」だとお見受け致します。