1940年代のRef2441を元にデザインされた
パテック・フィリップのパゴダ
1996年10月に落成した新社屋の記念に制作され
1997年に発表されました。
PAGPDA(パゴダ)とは、東洋の各地に点在する仏塔の事。
日本で言う所、「五重塔」「三重塔」等になります。
パゴダのデザイン元は、Reh2441こと
フランスパリのエッフェル塔の愛称もつ
傑作名高いフレアードケースの時計。
そこに東洋の仏塔から得たインスピレーションを
かけ合わせて、制作されたのがパゴダ。
正面から見ると長方形にみえますが、
サイドから見ると非常に厚みがあり
仏塔の庇をイメージし張りだした部分も手伝い、
ふっくらしたケースなっており
滑らかなカービングを描いています。
もうゾクゾクするぐらいキレイなカービング。
まさに芸術・アートの域です。
そのカービングに対して風防をキッチリと
はめ込む辺りも流石パテック。
(写真が下手なんで伝わりませんが。。。。。)
メンズモデルはPT,WG,RG,YGの4種の素材で合計2000本
しか作られておらず、完全限定生産を確約するために
パゴダ制作にあたって使われた専用工具は、生産が全て
終了した時点で破棄されています。
もう作られることのないモデル
希少性大です。
ちなみにこの子は、1100本限定生産された
YGモデルになります。
1989年の150周年以来の限定モデル
当時を沸かせた逸品です。