雑誌で始めてこの時計を見た時、
正直にカッコいいと思いました。
ブレゲのクラシック・トラディションです。
雑誌で初めて見たって言うのは、
2005年頃でしたね。
まだ私は関東にて質屋の修行中でした。
今日、紹介しているトラディションは
Ref7057
当時、私がカッコいいと思ったのは、
Ref7027
今日紹介してるモデルの1つ前の旧型でした。
7027と7057の違いは、
7027が37mmのケース径
7057が40mmのケース径
少し大きくなっており、
スケルトン部分もアンスラサイト仕上により
ダークグレーの色合いになってます。
後はパワーリザーブのデザインが少し
変更されています。
ムーブメントは同じ物を使っています。
2005年当時7027を見た時は
今まで作られてきたスケルトンと全然違う
「わぁ~迫力満点だなぁ~」って見てました。
ムーブメント自体
香箱をセンターに配置して
それを挟むように、左右に2番車とテンプを配置して
上下には文字盤と4番車。
シンメトリーな構図。
素敵です。
外観の魅力もありますが、
当時もう1つの注目処は、
4時位置のテンプにパラシュート機構が
備わっていること。
これは時計を落とす等して、強い衝撃から
天芯が折れるのを防ぐ機構で、
1790年にブレゲが考案したものです。
この機構をつけるこで、ブレゲの歴史は
繋がってるんだぞって主張しているかのようですね。
当時、かっこいい~な~って思ってた隣で
後輩が、一言
「レ〇ブロックみたな時計ですね」
あちゃーーーーーーーーーーーー
当時その一言がなんか、腑に落ちてしまって、
今だに、トラディションを見ると、
心の中で、「レ〇!!」
思ってしまうほど、こびりついてます。
心ときめいて見てたのに、
今みてもカッコいいと思うんだけどね。