イトウ質店ブログ

色石についてのお話  ホークスアイ/鷹目石(HAWK’S-EYE)について

名古屋の質屋イトウ質店のブログです。

本日のお話は、ホークスアイ/鷹目石(HAWK’S-EYE)についてです。

アンフィボール(角閃石)の一種のリーベック閃石の中で、
繊維状鉱石のクロシドライト(青石綿)が、
二酸化ケイ素で固まって石英化した混合石です。

カボションカット(丸い山形に研磨して、石そのものの光沢や文様を
生かすカット方法)を施すことにより、
シャトヤンシー(変彩効果)という光線の反応で、
光の筋が鷹の目のように見えることから名付けられました。

色はクロシドライトの本来の色、灰青色で、
含んでいる鉄分が酸化されて金褐色や黄褐色を帯びてきたものは
タイガーアイと呼ばれます。

さらに加熱処理をして鉄分を赤鉄鉱に変化させて赤色になったものは、
レッドタイガーズアイ(赤虎目石)と呼ばれます。

これらとの比較から、ホークスアイをブルータイガーアイという
言い方をすることもあります。
また、タイガーズアイとホークスアイの混合した石もあり、
日本では「混虎目石」と呼ばれています。

アスベスト(石綿)が問題化しており、クロシライド(青石綿)は
石綿類の中で最も毒性が強いとされ、
国際労働機関 (ILO) が1986年に原則使用禁止の条約を採択、
世界保健機関 (WHO) も1989年に使用禁止を勧告、
日本でも1995年から使用も製造も禁止されていますが、
ホークスアイやタイガーアイなどの石はそのままの状態では飛散せず、
粉々に粉砕するなどしなければ特に問題はありません。

産地は南アフリカ、西オーストラリア、ナミビア、中国などです。

ホークスアイ/鷹目石(HAWK’S-EYE)のお話でした。

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