名古屋の質屋イトウ質店のブログです。
本日のお話は、『金のお話(名古屋で金と言えば、名古屋城本丸御殿)』です。
『尾張名古屋は城でもつ』と伊勢音頭に唱われているように
名古屋城の天守閣、金の鯱(しゃちほこ)は、名古屋の象徴でもあります。
姫路城、熊本城と日本三名城に数えられる名古屋城は
もちろん日本100名城に選定されており、国の特別史跡にも指定されています。
徳川家康が九男義直のため、徳川御三家の一つ尾張徳川家の居城として
加藤清正、細川忠興、黒田長政、福島正則ら名だたる大名に天下普請によって築城させました。
天守台石垣は築城の名人としても名高い加藤清正が築き、天守は茶人としても有名な小堀政一が担当したと言われます。
その金のお城に関して名古屋市は、2002年から本丸御殿復元のための
「名古屋城本丸御殿積立基金」の寄附金募集を開始しましたが、2013年7月末で目標額の50億円に達したそうです。
2018年の全体公開を目指して、総工費150億円が投じられて復元されます。
さらには2013年1月には名古屋市は、天守閣を現在の鉄筋コンクリート製から本来の木造に
建て直す復元事業に着手すると発表しました。
試算では復元にかかる費用は300億円で、こちらも寄付金を含め調達方法を検討するらしいです。
金のお話(名古屋で金と言えば、名古屋城本丸御殿)でした。